ミレニアル世代?!なにそれ?な人に〜【本】ミレニアル起業家の新モノづくり論〜

2018年4月25日働き方

こんにちは、ハラダ(@nobuhiro_harada)です

Wantedly CEO 仲暁子 さんの新書 ミレニアル起業家の新モノづくり論 を読みました

この本は以下の方々におすすめです

・これから労動、消費の中心になるミレニアル世代について知りたい方
・自分がミレニアル世代で生き方に悩んでいる方
・ミレニアル世代に合った Wantedly のビジネスモデルに興味がある方

仲さんがご自身がミレニアル世代であり、経営されてる Wantedly が共感を重視した働き方を提案し、マザーズ上場までされているので説得力があります

ミレニアル世代とは

米国で、2000年代に成人あるいは社会人になる世代。1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ベビーブーマーの子世代にあたるY世代やデジタルネイティブと呼ばれる世代と重なる。インターネットが普及した環境で育った最初の世代で、情報リテラシーに優れ、自己中心的であるが、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる

コトバンクより引用

「ジェネレーションY」ともいわれます。その次の世代を「ジェネレーションZ」(1997年~2005年頃生まれ)と呼ぶので、仮面ライダーのシリーズみたいですね

ミレニアル世代の主な特徴

1.個人を重視する一方、SNS でのつながりも求める
2.共有、共感、ストーリーに価値を見いだし、モノをもたない
3.非ブランド志向(本質的によいものを求める)
4.仕事には個人の成長や向上を求めている
5.会社への帰属意識が低い

なんで話題になっているのか?

ミレニアル世代がこれから消費者、労動者の中心になることと、これまでの消費者、労動者とは考え方、生き方が大きく違うからです

[これまでの消費者、労働者]
1.個人を重視する一方、 SNS でのつながりも求める → 個人より会社重視
2.共有、共感、ストーリーに価値を見いだし、モノをもたない → 家、車など自分用を所有する
3.非ブランド志向(本質的によいものを求める) → 大企業、ブランド指向
4.仕事には個人の成長や向上を求めている → 定年まで雇用が保証され、給与も変わらないので、個人の成長より周りの空気を読むことが大事
5.会社への帰属意識が低い → 会社への帰属意識が高い

戦後以降、豊かになっていくに従って、世代毎に価値観が大きく変わっています

[祖父母の世代]
戦後食えなかった、モノがなかった世代 → 「とにかく食う、モノを大事にする」

[父母の世代]
食えるようになって、モノが持てるようになった世代 → 「うまいものを食う、いいモノを持つ」

先代のおかげでうまいものが食え、モノが余ってきたミレニアル世代は食欲も物欲も飢えてはいません

マズローの欲求5段階説 「生理的欲求」、「安全欲求」、「社会的欲求」、「尊厳欲求」、「自己実現欲求」のうち、「生理的欲求」、「安全欲求」が以前より満たされているのでより高次の「社会的欲求」、「尊厳欲求」、「自己実現欲求」を求めるようになっています

これだけ大きく変わっているので、企業はもっと早く対応しないといけなかったのですが、それが遅れているため、日本は停滞していると仲さんは指摘されています

なぜ日本から世界を席巻する企業がここ数十年出ていないのか?

こちらを見ていただきたいのですが、、、
世界時価総額ランキング

ほとんどがアメリカ発のインターネット系企業(金融、SNS、EC)で、日系企業ではトヨタ(2017年11月時点)が39位で、50位以内にはランクインしているのはトヨタだけです

1980年代には製造業を中心に世界を席巻していた日本ですが、現在では世界から取り残されてます

世界的なインターネット系企業が日本から出ていない、その理由はトヨタが未だに日系企業で1位なのに象徴されるように、未だに製造業全盛だった時代の働き方、システムから現代向けに転換できていないことが原因です

自分たちで転換しなかったばっかりに、シャープは鴻海精密工業に買収されたり、東芝は上場廃止が検討されるまでに落ちぶれたり、ソニーは、持ち直してきましたが、アップルにその地位を取って代わられてしまいました

ミレニアル世代とそれ以前の世代は働き方、考え方が全然違うのに旧来の働き方を押し付けてしまっているので「ブラック企業」、「過労死」などのネガティブな単語が生まれてしまいました

ミレニアル世代である自分について

本を読んで気づいたのですが、自分はミレニアル世代(1982年生まれ)でした

(ミレニアル世代は自分よりもっと若い世代だと思っていました)

まずモノを持たないですが、両親は家、車を所有してますが、自分は両方持っていません。それどころか冷蔵庫も洗濯機も持っていません。家は賃貸、車は電車かバスか飛行機かレンタカー、冷蔵庫はコンビニ、洗濯機はコインランドリーとすべて借りる、もしくはシェアさせてもらってます

家、車はともかく冷蔵庫、洗濯機を持っていないことを知り合いに話すとびっくりされます

まず、料理を全くしないので、1Rで備え付けの冷蔵庫があった時、最終的には中に入っていたのはミネラルウォーターと醤油だけでした

冷蔵庫必要ないですよね

さらに、電源を入れっぱなしにしないといけないじゃないですか?夜中うるさくないですか?

洗濯機は週一回しか使わないのに場所をとりますし、引っ越しの時も重たくて大変です

次に共感できるモノにおカネを払う、ですが

自分はAppleの製品をいくつも持っていまして、スペック、コスパを考えると、Appleの製品は割高です

macもiPhoneも同スペックのものをWindows、Androidで買ったら、もっと安く手に入るということはわかっているのですが

Appleの製品はシンプルで無駄がなく洗練されていてデザインがいいので、スタバでパソコン開くにしてもmacの方がかっこよくないですか?

かっこいいですよね

そのワークスタイルを買っているんです

というのと、もう一点、、

Windows、Android は無数のメーカーに対して正常に動くようにソフトウェアを設計しなければいけなく、製品、すなわちアウトプットがどうなるか自分たちで把握できないので最後までコードを製品にチューニングできないのに対して

Apple は mac、iPhoneとどんな製品になるか、アウトプットがわかっているので、コードをその製品に最適化できます

それによって、macのタッチパッド、iPhoneのタップの感度が良かったり、ディスプレイのフォントやグラフィックのきれいだったりします

マウスがいらないんですよ、Windows ユーザーのみなさん

まだ、マウスで消耗してるんですか?

一つ前の世代だったら、パソコンに対して求めるのは、デザイン、フォントのきれいさ、持っているだけでかっこいいといった仕事に直結しないものよりスペック、コスパだったのですが、そこに注力しなかったばっかりにこのようなことになっております

苦戦中のアップルの営業利益がダントツなわけ

販売台数はAndroidの方が圧倒的に多いのに、営業利益はiPhoneの方が圧倒的に高いです

Wantedly はどうなっているのか?

Wantedly は特に「共感」を重視した働き方の提案をしています

事業、創業ストーリーに共感し、気軽に中の人と会って話せたり、インターンで働いてみたり、、、

企業が新卒を一括で採用し、教育し、定年まで面倒をみる、といった高度経済成長期には効率的だった画一的な働き方とは違います

Wantedly のビジョンである、、

シゴトでココロオドルひとをふやす

まさに仲さんご自身が学生時代にさまざまなプロジェクト、会社を立ち上げ、仕事でどきどきわくわくしていた原体験を表したビジネスモデルです

自分も1ミレニアル世代として思うのは、学生時代に周りが就活を意識し始めた頃

「今のうちに遊んどく」

「就職したら遊べなくなる」

と、周りは言っていました

(え、なんで?人生終わりみたいやん。。)

と、思いました

学生時代が天国で、仕事、就職することがゴール、終わりのような有様は現在の就活のニュースを読んでいても、当時と同じです

山手線に乗っていても、うつむきがちなサラリーマンはまだまだ多いと思います

自分はシゴトにココロオドッてるだろうか

(プログラムの修正でバグが直せない時はよく「キョドってます」が)

そんなことを考えながら読んでいました

特に日本のミレニアル世代のことを把握されたい方にはおすすめの本なのではないでしょうか

日本人でミレニアル世代で仲さんご自身の原体験に基づいたビジネスを展開し、さらにこれから広めようとされているところですので

こちらの動画と記事もおすすめです

Tedでのプレゼン
The power of connections | Akiko Naka | TEDxKyoto 2013

Slush Tokyo 2017 での登壇
「経済発展国の若者は仕事にやりがいを求めている」ウォンテッドリー仲暁子が東南アジアを目指す理由

それでは、また!

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Posted by nobuhiro harada